はしがき

 このSSは杏祭りに出展した、「Road to happiness」の本編です。
先に「Road to happiness」を読んでください。





Road to happiness 本編

第一話



合格発表から1ヵ月後

〜倉等大学の食堂前
 

 「朋也〜遅い〜」

 「悪い、悪い。あの教授の講義いつも長くなるんだよ」

 「もう、しょうがないわね。はやく、お昼ごはん食べましょ」

 「あぁそうだな」

 「そういや、今日は弁当ないんだったよな」

 「うん、ごめんね。今朝、時間なかったから・・・」

 「いや、いいよ。いつも杏に作ってもらってばっかりじゃ悪しいな。たまには、俺が奢ってやるよ」

 「ほんと〜。じゃあ、どれにしようかなぁ〜」

 「なんでもいいぞ。昨日、バイト代入ったからな」

 「えぇと、ねぇ〜このモロヘイヤ定食にしようかな」

 「・・・・え?ちょっとまて、なんで大学の食堂にそんなもんあるんだ」

 「ちなみに1800円ね」

 「おいおい、なんでそんなに高いんだよ・・・。まぁ、杏が食いたいならいいんだけどさ」

 「えへへへ。ありがとねっ〜」

 「よし、じゃあ食うか」

 「えぇ。朋也ありがとね」



 
 いつもは、学生で混雑している学食だが、今日はガラガラだった。
 俺と杏は、窓際で昼飯を食べている。



 「ねぇ、そういえば、あのレポートできた?」

 「いいや。まだ全然やってない」

 「あたしも、全然進まないのよね」

 「俺は午後から講義ないから、図書館に行ってレポート書こうと思ってる」

 「あたしも、そうしようかな。午後は講義1つしかないし」

 「じゃあ、図書館でいっしょにやるか?」

 「うん。朋也、図書館で待っててね」

 「あぁ、わかった」

 「ねぇ、たしか明日も午後から休講だったわよね?」

 「あぁ。教授が学会出張だからな」

 「あたしも明日は、午後から休講なんだ」

 「そうか。それなら、どっか行くか?バイトも休みだし」

 「やった〜。行ってみたいお店があるのよね〜」

 「あぁ、いいぞ連れて行ってやる。それより、杏!時間。」

 「あっ、講義はじまっちゃう〜。それじゃあ、図書館で待っててね」

 「わかった」




    杏は、パタパタと走って食堂を出て行った。
  さて、俺も図書館に行くか。


・・・・・・・

 「ねぇ、朋也。あと何文字?」

 「あと300くらいかな」

 「えっ?もうそんなに進んだの?」

 「あぁ、さっきネットでよさそうなページ見つけたからほとんどコピーした」

 「ずる〜い。あたしにもそれ写させてよ。あと半部くらいなんだから」

 「自分の力でやらないとだめだろ」

 「なによ!!朋也だってコピーしたくせに!!」

 「俺は自分の力で探してコピーしたんだなにがわるい!!」

 「あの〜。ここは図書館ですのでお静かにお願いします」
 
  俺と杏が言い合ってると、司書のお姉さんが来て注意された
  う、周りがみてる静かにしないとな

 「わかったよ。ほら、今メッセで送るよ」

  俺は、杏とおそろいのノートPCで、レポートのファイルを送った。
  壁紙はもちろん、杏とのツーショット写真だ。
  恥ずかしいからやめろと言ったが杏がどうしてもと言ってるのでいまだにこのままだ


 「ありがと〜。これで、このレポートは大丈夫ね」

 「まぁ、あの教授なら、コピーしててもばれないだろ。いまだにワープロしか使えないんだから」

 「さて、さっさと、終わらせて。帰ろうぜ」

 「うん」
 
  それから、しばらく俺たちはレポートに集中した。
  よし、まぁこれでいいだろう。あとはこれを印刷して、明日までに研究室に届ければOKだ。
  しかし、あの教授、メールくらい使えるようになれよな。いちいち印刷するなんてめんどくさいな。

  となりに座ってる杏の様子を見てみると、まだディスプレイに向かってキーを叩いていた。
  もう少しかかるようなので、俺は、第二種電気工事士の試験勉強をすることにした。
 
 「・・・・・・・・さっぱりわからん」      

  しかたない。今度バイトの時にでも、芳野さんかジョニーさんに聞くか


・・・・


 「朋也、終わったわよ〜。あとは印刷するだけ」

 「よし、なら印刷して、研究室に持っていくか」

 「うん。朋也ありがとね。おかげで予定より早く終わったわよ」

 「そうか。よかったな。じゃあ行くか」


   俺と杏は、レポートを印刷して研究室に持っていった。

 「よし、帰るか。玄関でまってろ。車まわすから」

 「うん」


  俺は、親方の勧めで車の免許を取った。
  車は、ジョニーさんが新しく車を買うからと格安で譲ってくれた。
  俺と杏は、毎日この車で大学に行っている。


 「さぁて、帰るか」

  

 
第一話 了




榛名 「どもども〜。ようやく、長編SS第一話かけました」
杏  「遅すぎよ!!」
榛名 「すみません。ゼミ関連でやることが溜まっているので・・・」
杏  「暇がないくせに、読者参加型SSとかはじめちゃってるし」
榛名 「いや・・・。それはダチとたまたま、電車男の話をしてた時に、
    ふと思い浮かんで・・・・」
朋也 「そういやさ、こんな紙見つけたんだが・・・・」

〜〜〜
長編に使わないキャラリスト

・ハルハラ陽平
〜〜〜
陽平 「名前間違ってますよね!!。しかも今回も出番なしですか!!」

榛名 「・・・・だってなぁ?」
杏  「だってねぇ?」
朋也 「だってな?」

陽平 「それ、なんて連結プレイですか!!」

杏  「うっさい!!」

  (ぎしゃ、ぐしゃ・・・)しばらくお待ち下さい

結局、春原はお星様になっちゃいました。

陽平 「またこの扱いだし〜!!」


お知らせ

 読者さのみなさん。いつもへたれなSSに付き合っていただいてありがとうございます。
TOPでも告知してます通り、読者参加型SSを現在やっていますので、是非一度書き込みを!!

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