朝〜美汐編



 土曜日 PM 11:30 祐一の部屋

 明日は、学校が休みだ。笑点の時間まで寝るとしよう。


 日曜日 AM 8:30

カシャ
 カーテンが開く音と共に、朝のまぶしい光が閉じた目に入ってきた。

 「祐一さん、朝です起きて下さい」

耳元で、美汐の声がする。とりあえず、目を開けてみると、目の前に美汐がいた。
 
 「美汐か。お休み」
 
 「はい、おやすみなさい・・・ってなに寝てるんですかっ!!」
 
 「俺は、笑点の時間まで寝てるんだよ。」

 「遅すぎます」

俺は、まだ眠い目をこすりながら聞いた。

 「それに、なんで美汐が俺の部屋にいるんだ?」

 「今日の約束忘れたんですか?」

 「覚えているけどヒント」

 「ヒントなんてありませんよ」

美汐が少し怒ってる。まじめに答えるか。

 「じゃあ、答え」

 「約束、本当に忘れたんですか?」

かなり怒ってるみたいだな。そろそろからかうのやめるか。

 「いや、覚えてるぞ。遊びに行くんだろ」

美汐がにらんできた。
 
 「どうぞ祐一さん、笑点の時間まで、寝てて下さい」

 「悪かった。デートだろ。覚えていたけど、ちょっとからかっただけ だ」

まだ怒った口調で、

 「本気で怒りますよ」

 「悪かった。今日は、願い事一つ聞いてやるから」

 「なら、今回は、許してあげますけど・・・」

まだ、非難の目で見ている。

 「よし。出かけるぞ」

俺は、パジャマの上を脱ぎ始めた。

 「祐一さん、待って下さい。着替えるのは、私が部屋から出てからにして下さい。」

 「いいじゃん。恋人同士なんだから」

 「よくないです。リビングで待たせてもらうので、早くして下さいよ」

と言うと、部屋を出ていった。

 「あっ、なんで俺を起こしに来たのか聞くの忘れたな。まぁいいか」




 




後書き

劉孫: ふぅー。久々のSSは疲れるな〜。
美汐: なに言ってるんですか。まだ2作目ですよ。
劉孫: 本当は、もっと早く書き上げる予定で、今頃4作品目ぐらいの予定だったんだけどな。
美汐: 大学も決まって、暇がいっぱいあったんじゃないんですか?
劉孫: 色々あってさ。テックウィンの読者さんは、2004年3月号見て気付いたいたと思うけど、
     MMOの『ミュー奇跡の大地』のしのっぷさんの目標に出てたの俺ですから。
美汐: で、そのしのっぷさんと会うために、ずっと遊んでたというわけですね。
劉孫: いやLV上げしてた。LV6以上にならないと、一対一のチャットできなくてさ。
     普段は、別の鯖を使ってたからさ、新しいキャラ作ったわけよ。
美汐: 結局、遊んでたんじゃないですか。それに、たしか2月13日でしたよね?あちらがアクセスするのは。
     今日は、26日ですよ。しかもかなりマニアックなDVDなんか借りてきてるし。
劉孫: まぁいいじゃない。細かいことは。で、今回のSSは、朝シリーズの美汐編といういうわけだが。
美汐: よく、わからなっかたですよ。
劉孫: 俺も書いててわからなくなった。とりあえず、一番好きなカップリング 祐一×美汐 で書いてみたわけだ。
     次は、このお話の続きを予定しています。
     みっしーも文句はないだろ?
美汐: みっしーって呼ばないでください!! このままお話を続けることには文句はないんですが、
     あなたの文書力を上げてください。
劉孫: うっ、痛いところを・・・。とりあえず努力はする。それでは、次回までさようなら〜
美汐: さようなら。

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